結婚ってなんなんだVol.8

姓が変わるということ

結婚が決まり、入籍、半年後に結婚式という流れが決まった

女性は結婚すると姓が変わる

そのことをどう受け止めるかは様々だと思うけれど

今思うのは

自分が生まれ育った源流の家族との関係でとらえ方が変わるのではないでしょうか?

自分の生家の親やきょうだいとの関係があまり良くないのであれば

「これで家を出ていける、せいせいする、第二の人生を歩める!」

そんな風に思えるのではないでしょうか?

その逆のパターンとして

生まれ育った家での家族との関係性が良ければ

そこから姓が変わり、別の家族の一員になることは

ある意味寂しい事でもあるかもしれません

私は後者のパターンでした

好きな人と結婚して、新しい家族との人間関係が築ける

その喜びもありながら、もとの家族から切り離されるような

そんな分離感があって、なんだか切なくなったのでした・・・

仕事で使う姓

そんなこんなで、もちろん入籍したので新しい姓で結婚生活がスタート

ちなみに私はその時は夫婦別姓とかは考えていませんでした

ただ、仕事で旧姓を使いたい、本当はそう思っていました

私が勤めている大学では、わりと旧姓を使っている先生が多いのです

教えている科目が音楽で

普段は演奏活動などをしている方も多いので

やはり姓を変えるということは、今までのキャリアや認知の中で

いろいろと面倒なことも多いし、ある意味自分ブランドが確立されている中での

芸名的な意味を持つのです

それと旧姓を使いたいと思った理由のもう一つは

私は2人姉妹な為、生家で二人とも他家に嫁いだ場合

家は途絶えてしまうわけで、

せめて仕事では旧姓を使って活躍できたら

親に恩返しできるるかもしれない・・・・

そんな自分なりの思いがあったのでした

ところが残念ながらその案は却下されました

家に入ったら姓を変えるのは当たり前

そういう価値観のもとでどんなシーンでも新しい姓を使うことになりました

今思えばここでしっかりと主張したり、話し合いの場を持ったりしたほうが良かったと

思うわけなのですが

当時の私は「郷に入ったら郷に入っては郷に従え」とばかりに

何も主張することができませんでした

その態度が後に様々な問題を生み出すのですが、

当時の私はそれが正しいと思い込んでいたんですね

事実、姓を使い分けるとそれはそれで面倒なこともあるので

今となっては良かったと思うことも多いのですが・・・

こんなジレンマを抱えた女性って案外いるのではないでしょうか?

聞いたことないけど、結婚している人に聞いてみたいな、と思う今日この頃です

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください