夫婦関係は横の関係
前回夫婦関係は横の関係と書いたのですが、
アドラー心理学では
人間関係を「縦」の関係「横」の関係
と表現する事がある
関係性が縦関係になっていると
人間は不快になったり
違和感を感じたりします。
そんな事を言ったって
組織なんか上下関係じゃない?
と思われるかもしれませんが、
尊敬、信頼を持って関わる、人間としての尊厳は
上司や部下、親と子であっても上下関係ではない
上手くいっていない関係は
大概「横」の関係が崩れている
全ては関係性の上に立脚している…
そして夫婦関係がこの正常な横の関係性でないと
本来ならば問題や違和感が出た時の
解決法は「話し合い」をする事なのだけど、
関係性が縦関係だと
そもそも同じ土俵に上がれない…
私は数限りない夫婦喧嘩の中で
怒りを使って相手をコントロールしようとしたり
泣いて弱さをみせ、これ以上酷い事を言われないようにしたが、これは全く上手くいかなかったわけです。
心持ちは…
そんな失敗だらけの私が学習して、大切にしてきたのは
「夫を立てる」
という事でした。
(いつもできてるわけじゃないです…)
自分のニーズより、
相手の話を聴くのが先、
相手の立場や気持ちを慮る…
相手ファーストです。
相手の話を横に置き、自分の話を聴いてもらおうとするから上手くいかなくなる…
もちろん、どうしても自分の意見を言いたくなって失敗した事もある
でも、「話し合いをする」という土壌作りは
「自分から」なのだ。
戦国時代であれば(なんで戦国時代?)
ダンナさんが大将で
私は軍師、もしくは殿(しんがり)
女性は実際の戦場(家庭)を采配し、一番危険な末尾を守るのだ
一歩下がってできる役目がある
自分が下座に降りるという意識があると
不思議と夫婦関係は横の関係になっていきます
あれほど「自分の話を聴いてほしい」と思ってたのが
自分が聴くことで、相手が主体的に聴いてくれるようになりました
夫婦関係って、最初から上手くいってる家もあるかもしれないけれど、
大概の場合はお互い相手の幸せの為に
歩み寄り、自分が変化するのを受け入れて
初めていい関係になってるのではないかと思うのです…。
パートナーシップを良くする3つの魔法の質問無料ウェビナー公開中