結婚ってなんなんだVol.20

事業継承

これは多くの人に当てはまる話題ではないけれど

私が嫁いだ家は事業をやっている家だった為

ダンナさんはいわゆる

「跡継ぎ」である

事業承継の問題は

多くの経営者が頭を悩ます事だが

私はカウンセリングを学ぶ中で、創業ではなく、2代目、3代目とそういうポストが与えられた人たちが自分の生き方とその事業が本当に合致するかどうか

悩む姿をたくさん観てきた

既に築かれたものが大きければ大きいほど

簡単に「やりたくない」と言えない場合も多い

そして、ダンナさんだけではなく、多くの2代目、3代目の経営者が

「親の期待に応えたい」という想いで

自分がやりたい事や、望む生活と

継いだ事業の狭間でもがいている人がいる

もちろん、継いでから別事業に転換したり

上手に自分らしくやりたい事を織り交ぜて

事業を発展させる人もいる

こういう事業に関する様々なケースを観ていて

いつも思うのは、

「自分の生き方とは違う」と思うのであれば

事業を閉じるか、誰か他人に譲れば良い

しかしそう簡単にわりきれないのが

・親の役に立ちたいから

・親を裏切りたくないから

・愛しているから

そういう、子どもの頃から待ち続けた

想いがあるからなのだ

事業を引き継がない、それは

子どもの側からすると

今まで当たり前だった自分の世界を

ぶち破って、みたこともない世界で

生きていくのとイコールなぐらい

大変な事なのだ…

これは、私のようなサラリーマン家庭に生まれた人間には、想像してもしきれないものがある世界だと、いつも思うのである

自分の道を

現在ダンナさんは、

自分が本当に自分の軸で生きていく道を模索している

親がどう思う、事業はどうなる…

そこは確かに存在する

しかしながら、親の期待に応えるのではなく

自分がこの人生で生を受け

世の中にどんな貢献をして、なにを残すのか

何に魂を燃やして生きるのか

それを深く探っているようだ

他人軸から自分軸へ…

私たちは他人の期待に応える為に

生きているのではないのだ

一度しかない人生

1分1秒をどう過ごすかだって

本当は全部自分で決められるのだ

「やらされてる」気になってるとしたら

それは自分の人生を自分で生きていない

最強の応援団に…

私はダンナさんが

そういう意思決定ができるように応援していきたいと思う

周りの人がどう思う

世間がどう思う

そんなのは関係ない

世界中が敵になったって

たった一人身体張って応援できるのが

パートナーなんではないだろうか?

ヨチヨチ歩きのパートナーシップだが

亀の歩みでも、私たちは成長している

それでいいのだ

仕事、お金、子ども

夫婦生活のどれも欠かせない事

なのかもしれない…

でも仕事がうまくいかなくったって

お金がなくて貧乏だって、

子どもがいなかったり、巣立って行ったって

最後に残るのは夫婦の「関係性」なのだ

関係性が良ければ、何度だって再生できる

立ち上がれるのだ

読んで下さって

ありがとうございました

そして一旦ここで

「結婚ってなんなんだ」シリーズを

終了させようと思います

まだまだ書けることがある気もするけれど、

そんな時はまた

「セカンドシーズン」とでも題して

書こうと思います。

100人いれば100通りの結婚生活があると思います

実はこのブログを書く事で、他の人の結婚生活の

カミングアウト?をたくさん聴くことができました

アドラー心理学では、

夫婦関係、親子関係は最も難しい

「ラブタスク」と言われています

夫婦関係は本当に難しいタスクなのです

その中で

本当に自分らしく生き

尊敬と信頼の中でお互いを思い合える夫婦関係が築ける事が目標です

そこには、まだまだ修行が必要そうです(笑)

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