偽の食欲

メンテナンスに行ったはずが…

先日ボディメンテナンスに行った時

いつもの担当の女性じゃない方が施術してくれたんだけど

「お疲れですね〜、背中ガチガチですね、背中がかわいそう…これじゃあ疲れますよねぇ」

と言っていて

共感してくれてるのかなぁ、と思いながらも

何故かあまりいい気分じゃなかった

「はい…」と生返事をしていた私

施術が終わって帰りの道すがら

何故か急にお腹が空いていることに気づく

身体に意識を向けると

なんとなくイライラした気持ちがあって

ジャンクな物が食べたくなってしまった

めちゃくちゃに暴飲暴食したい衝動に駆られた

頭の中ではポテトとかハンバーガーとかが

浮かんだけど、夕飯前というのもあって

何とか我慢して家に帰り

軽いオヤツを食べたら気持ちが落ち着いた

夕飯の準備をしながら考えてみた

メンテナンス行ってリラックスしたはずが、

なんで帰りにプチイライラしてたんだろう?

しかも、ほとんど気がつかない程度のイライラ

私はお腹が空いた!と猛烈に何かを食べたがったけど

実は何かをお腹に入れて

塞いでしまいたいような、満たされたかったような衝動に駆られていた…そんな感覚だったように思う

そして…更にイライラを遡ってみた

あの施術中の言葉

お疲れですね〜、背中ガチガチですね、背中がかわいそう…これじゃあ疲れますよねぇ

何気ないこの言葉

私の胃のあたりが反応してる

身体は日々私の為に頑張っているのだ

心臓を動かし、全身に血液を巡らし

意識しなくても酸素を取り込み…

そこを有難がるどころか

「これじゃあ疲れる」

そう言われたら…

身体はガッカリしてるんじゃないだろうか?

憤っているのではないだろうか?

「頑張ってるのに、ダメって言われた」

そして私はそれを

なかったことのように

何かを食べて、埋めようとしていた

ほぼ、無意識で…

「そんな事、いちいち気にしてたら身が持たないよー!何か食べて切り替えようぜ!」

そんな思考の声をキャッチしていたのでしょう

これも、無意識で…

たぶん私はこういう小さな声を

ずっと聴き逃してきたんだろう…

現代の多くの人もきっと。

違和感、不快感

感じても別に恐ろしくはないのだ

しっかり聴いて、感じきって

その時々でベストな選択ができれば

それがいいんだと思う

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