源氏物語にハマってました
高校生くらいの時に
日本最古にして最高の文学と言われる
「源氏物語」にはまっていた頃があり
何種類かの訳書を読んだ
主人公「光源氏」のイケメンプレイボーイぶりから
様々な恋物語が綴られているわけで、
若い頃はそれが面白かったわけだが
今はちょっと違う
様々な女性が登場し
「女の生き方」がいろんな角度から描かれている
・源氏の母を投影した藤壺
・源氏が理想の女性に育て、子を為さなかった紫の上
・プライド故に打ち解けられなかった葵の上
・2人の男性に請われながら仏門に入り自分の人生を歩む浮舟
他にもたくさん登場するが
皆、一様に家という枠や、夫婦の関係の中で
「当たり前」とされている考えや制度の中で
女の生き方とはいかにあるべきなのか?
この苦しみはなんなのか?
そういうことで物語の中の女人たちは悩み苦しむ
「女子にはまことにそのような生き方しか許されぬのでございましょうか?」
そんな朝顔の姫の言葉も印象的だ
この物語から私たちが生きる現代までかなりの年月を有するわけだが
妻として・母として・嫁として・社会人として
役割と人間関係の中で迷い、悩んでいることに関しては
あまり変わらないのかもしれない
今は多様性の時代
もっと言えば男とか女とかを超えた
「個の時代」
しかしながらまだまだ日本には
・適齢期がきたら結婚すべき
・結婚したら子どもを産まないと一人前じゃない
・お母さんになったらいい母親じゃないと
・離婚したら子どもがかわいそう
そんな社会の暗黙の圧力があるのも事実なのだ
そんな中で多くの女性達たちが悩み苦しんでいる
私自身も様々な問題にぶちあたってきた
そしてこれからは、そういう人たちの力になれたらいいなって思う
様々なライフステージで
どこに向かって進めば良いか立ち止まってる女性の伴奏者でありたいなあ
(私のイメージはあえて伴走ではなく伴奏!)
肥沃な土地になれるように一緒に耕していきたい
そんなことを思った今日でした
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