ワガママと健全な自己主張は違う

ランチした時に起きたこと

ちょっと前に、ランチをしようと中華料理店に入ったんですよね。

それで、メニューをみたら

「坦々麺セット」っていうのがあって、坦々麺と餃子のセットだった。

坦々麺もさることながら、餃子も美味しそうだったので(写真に載ってた)それを注文。

ところが…

「お待たせしましたー!」と運ばれてきたのが

坦々麺と杏仁豆腐…

???あれ?餃子は?

私は店員さんを呼んで

「これ、餃子が杏仁豆腐になってるんですけど…」

と伝えると、店員さんが

「ああ、それ5月から杏仁豆腐に変わったんです」

とひと言…えーーー???

それってどうなの??

以前の私なら「そうなんですか…」と簡単に引き下がっただろうけど

今の私は必要な主張はするようにしてるので、

「あの、でもこの写真にも出てるし、メニューにも載ってますよね?」と更に伝えた。

これでは看板に偽りありではないか!!

しかし・・・・・

結局いくら言っても、この杏仁豆腐は餃子に変更されることはなかった。

なんだかちょっと残念な気持ちで

大して美味しくもない坦々麺をすすってお店を後にした。わりと近所だけど、もう二度と行かないだろう。

私はこの件を自分の講座「カンタービレ」の受講生さんにシェアしたところ

「私ならそもそも杏仁豆腐に変わってるってことも言えないかも」

「一度言って断られたら、もうそれ以上言えません…」

と口々に言っていた。

うん、わかる。私もそうだったし、今も意識しないとつい受け身になって、自分を後回しに、いい加減に扱われる対応に対して、

「嫌だ」とか「違いますよ」と声を上げるのを躊躇してしまう。

これが長年培った(というか強化した)アドラー心理学で言う

「ライフスタイル」ってやつなのだ。

ワガママって思われたくない

私の中で

「ワガママって思われたくない」とか

「めんどくさいやつって思われたらどうしよう」って思って

かなり長い間、自分が感じた違和感とか

ええ?それってどうなの?とか

思った事を言わずに、自分を後回しにしてしまうことをしてきてしまってたんですね。

だから餃子が食べたかったのもホントなんだけど、なんというか、ちょっとがっかりしちゃった自分を大切にしてあげたかった。

餃子3個なんだからいいじゃんっていうもう1人の私の声も聞こえたんですけどね笑

私が私を雑に扱ったり、妥協したりするのはやめようって思っています。

店員さんはたかが餃子3個でうるさいな、って思ったかもしれないけど…

いかがですか?皆さんもワガママって思われたくない

…と思っていませんか?

でも「ワガママ」と「健全な自己主張」は違います。

どこまでいっても人には主観がありますから、「ワガママ」もまた捉え方それぞれでしょう。

でもね、餃子を主張できた私を、言わないで黙って杏仁豆腐を食べる自分よりはちょっぴり好きになれそうな気がしています。

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