引っ越しをすることになった
このところなんだか毎日が落ち着かない。というのも11月中旬に引っ越しを控えているからなのである。住むところを変えるというのは大きな変化だから、まあ当然と言えば当然なんだけど・・・
考えてみると私は故郷山形を出てから9回目の引っ越しになるんだなあ・・・。その度に人生のステージが変わっていったんだな、としみじみ思い返す。住むところを変えるというのはエネルギーいるけど、その度に削ぎ落とされるものもあって私はいいな、と思う。
さかのぼること夏の話
今年の夏から1ヶ月半ほど、ダンナさんの実家の猫を2匹預かっていた。我が家は動物オッケーのマンションなので2人と4匹の生活をしばらく送っていたが、そこで私たち人間が思ったのが「狭い・・・・」だった。猫の物理的大きさなどたかが知れているのだが、エネルギーレベルで人間を圧迫する感じがあって、私たちは猫圧に耐えられなくなっていった(笑)猫というのは人間にはそっけないというイメージもあるが、家猫は必ずしもそうではない。同じ部屋にいないと気が済まなかったり、一緒に寝たりと、案外べったり感があるものである。
そこでおぼろげながら「もう少し広い家に住みたい」と私が日々更新している「ウイッシュリスト」に書いていたのだが、まあそんなに急いではいなかった。「いつか」みたいな感覚だった。ところが4匹の夜中の大運動会(暴走行為とも言う)は日ごとにうるささを増し、人間を睡眠不足に追いやった。私よりダンナさんの方がうるさいと眠れないようで、事態は深刻になった。
ライフスタイルの変化
今の家に引っ越したのは、たけのこ掘りに行った時にキジシロ猫「めいたん」を拾ったことがきっかけだった。動物NGマンションに住んでいたし、私は動物が苦手。里子に出そうと思っていたが、お世話しているうちに「めいたん」のことが大好きになって、引っ越しを決意したのだ。あの時も急だった・・・。
今の家に引っ越したばかりの頃からすると私もダンナさんも仕事が変わった。以前は私も忙しく、仕事で家になどほとんどいることがなかったが、今は仕事のほとんどが家である。ダンナさんも会社勤めで定時に上がってくるような生活だったが、今は家業を経営して帰ってくるのも遅い。そしてダンナさんは今の家では通勤が遠く、大変になっていった。ライフスタイルの変化が著しいので、住まいを変えるのは良いタイミングかもしれない。
願えば叶う
「願ったことは必ず叶う」と自負している私だが、今回は「猫と暮らせる広い家」という私の願いは叶った事になる。(ちょっと広くなった)このことを叶えるために何かやっていたかというと、私がやっていたのはノートに書いていただけである。あとはダンナさんが家を見つけてきてくれたのだ。私は日頃から自分の願いがどう実現するかということを自分の人生で実験しているので、またひとつ実証されたような気持ちだ。
断捨離祭り
そんなこんなで引っ越し準備が始まった。家で仕事をするようになってから、前よりも定期的に断捨離するようになったものの、ここにきてもう一度持ち物と向き合ってみるとなんだか「もういいな・・ありがとう」という気持ちになり、いろいろ手放した。ちょっと前まで「必要」と思っていたのに、もう今の自分にはフィットしないから不思議だ。洋服は姪っ子がもらってくれた。「俺か俺以外か」の実業家のローランドさんは「ミニマリスト」らしいが、自信と物の少なさは比例すると言っている記事を先日読んだ。(つま自信がある人は物が少ないということらしい)今の自分に必要な物さえあればいいのだ。身体は一つなのだからそんなにあれこれ必要ない。物を持っていてもいなくても私は私なのだから、できるだけシンプルに暮らしたい・・・そう思った。
いざ新天地へ
そんなわけで引っ越しの準備を着々と進めている。今の家の周りには行きつけのお店や、猫たちを可愛がってくれるパン屋さんなんかもあってかなり名残惜しいが、また新たな環境で心機一転頑張っていこうと思う。今のライフスタイルにあった住居をちょっとずつ居心地の良いようにしていくのも楽しみ!
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